百四丈の滝レポート@  08.09.10
石川県にある百四丈の滝。その存在を知ったのは2年前。
あっきーさんのレポを見た時だった。その時は「すごいなー」くらいにしか考えていな
かったが、もりもとさんとBALさんのレポにも刺激されて、無性に行きたくなった(^^;
その思いが頂点に達し、「よし、百四丈へ行こう!」と決めたものの一人で行くにはあ
まりにも不安な場所だ。しかしパートナーとしてイチローさんが加わってくれた。
平日の予定だったにも拘らず、奇跡的にお互いのスケジュールも合わせることが出
来、後は天気予報とのにらめっこ。はんぺんさんの情報によると、イチローさんは大
の雨嫌い。雨が降ると極端に不機嫌になり周囲の人に危害を加えるらしい・・・(ウソ)
しかし、心配された当日の天気は・・・晴れだった。良かった良かった♪
白川郷?
出発の時 決行の前日から合流して、足慣らし?に長野県にある滝(飯田市大西の滝)へ行って
みた。大西の滝は無事に見ることが出来たが、もう一つ「小西の滝」は時間の都合で
見ることができなかった。残念。(ちょっと会社でトラブル発生で。すみません)
その後、いったん別れて移動して、百四丈の滝から一番近いと思われる道の駅「瀬
女」で再会した。二人で近くにある温泉に入ったり、イチローさんが用意してくれたビ
ールやおつまみなどで楽しい前夜祭を過ごしました。ありがとうございます(^^)
というわけで決行当日。
4時に起きて準備を済ませ、私の車で百四丈の滝入口の岩間温泉へ向かいます。
岩間温泉の駐車場に駐車して右手のゲートから歩き始める。いよいよスタートです♪
林道をひたすら歩く 5:00 まずは長い林道歩きの始まり。
少しづつ高度を上げながら歩きます。この林道は
しっかりと整備されていて迷うことはありません。
それでも、イチローさんが持っているGPSで現在
位置を確かめながらゆっくり進みました。
ぜーぜー言いながら歩いていると、途中で林道関
係の作業車に抜かれた。ギザ悲しす・・・。
6:30 林道終点の堰堤に到着。工事関係者の
事務所があり、湧水が出ているので給水しました。
林道終点の堰堤
沢歩き開始 荒々しいゴーロ 7:00 林道関係者の人たちとお話ししたり、靴を
沢靴に履き替えたり、休憩した後遡行開始です。
私たちは歩いて沢の上流を目指し、林道関係者
のみなさんはモノレールで山奥へ向かいました。
この沢登り、特に危険な場所はないんですが
岩が大きくて、少し進むだけでも結構大変です。
林道歩きに比べると楽しいけど、体力はかな
り奪われます。私はへとへとになってイチロー
さんの後を追うのでした。待って〜・・・!
出発して3時間以上が経過しました。奥へ行くに
従って沢の荒々しさは増して行きます。
その時、沢が右に大きくカーブして見えました。
イチローさんのGPSによると、その先に滝が
あり、それを大きく高巻かなければいけない。
奥へ歩いてみると、確かに滝があった。
10mほどの滝が迎えてくれた。やった・・・。
やっとここまで来た。
時間は8:30だった。
右に大きく曲がる 門番の10m滝
高巻き開始 休憩もそこそこに、10m滝の高巻きを始めます。
まず手前の左手にある崖を慎重に登ります。
ここにトラロープが設置されていたので利用さ
せていただきました。その奥にも赤いロープがあ
りますが、それを使うとショートカットしてしまい、
途中の黒滝を見ることができません。
トラロープで登りきると、10m滝の上の三段滝
が見えます。このあたりは踏み跡がしっかりして
いますが、道が崩れやすいので注意です。
三段滝
黒滝 三段滝を高巻いて行くと、草葉の奥に大きな水の流れが見えました。もりもとさんのHPにある
遡行図によると、その流れが黒滝だ。三段滝を巻いていたつもりが、いつの間にかその上の
黒滝の巻きに入っていたようだ。この黒滝の高巻きが最後の難所でした。
わずかに残る踏み跡をたどり、慎重に高度を上げていくと、
角に大きな木がありました。、その木を過ぎてすぐに左に踏
み跡が続いています。少し段差を降りるように進み、さらに
5m程進むと右側に怪しい?道のような崖がありました。
まさかこれを降りるの?と思いつつ良く見ると、トラロープが
設置されています。ところどころに赤いテープも付けられて
います。間違いない。ここを降りるようだ・・・。
イチローさんと、意を決して崖を降りて行きます。最初はトラ
ロープを使って。次にイチローさんのロープを使います。
道なき道を行くイチローさん
ロープで降下 私のロープも使い、合計80m近く下降しましたが
まだ足りません。最後は予備で持っていた細い紐
まで使いました。今思うと、初めのほうはロープを
使わなくても大丈夫だったので、ロープを温存す
るべきだった。ま、安全第一ということで。。。
ゆっくりゆっくり、やっとのことで崖の下降を終える
とそこに水が流れていました。その流れを右にた
どると、さっきみた黒滝の落ち口。
ようやく滝の高巻きが終わったのでした。
黒滝の落ち口に到着
とうとう見えた百四丈の滝 やっとのことで高巻きが終わったのが9:50。
1時間以上の時間を費やしてしまった。一時間近く山中をさまよい
ようやく沢へ出た私達。とにかくほっとするやら、目前に迫った滝
との対面の時にワクワクするやら、とにかく休憩します。
きれいで透明な沢の水をたっぷりと体に流し込みました。
イチローさんによると、目指す百四丈の滝はあと30分ほど。
どちらともなく、すぐに休憩を切り上げて出発します(^^)
二人とも、滝○かの血が騒ぎ始めていたのです。
15分ほど行くと、先を行くイチローさんが「○△☆×□!」と
声にならない何かを叫びました。
見えたのです。目指す百四丈の滝が・・・。
「おおお・・・」私も見えた。大きな大きな滝の姿が。
「キターーーー!」
と叫びたかったが、それはもうちょっと先。
二人は足早に滝へ向かって進んで行きました。

 Aにつづく