洒水の滝レポート  11.01.4
めでたく迎えた2011年。
去年に引き続き、あっきーさんと「滝始め」にでかけた♪
ただし、前回は仲間が4人いたけどが今回は2人・・・(寂)
洒水の滝は一・二・三の滝に分かれており合計の落差が116m
と言われているのは滝ばか界では周知の事実。
しかし、前回の調査では合計90mほどの滝しか見つけられ
なかった。うーん。どう見ても落差が足りない。
納得のいかない滝仙人(あっきーさん)から集合がかかり
2年越しでの調査のため、洒水の滝上流へ向かったのだった。
8時に洒水の滝駐車場を出発して、前回見つけた道へ向かい
ます。滝へ向かう遊歩道の最初の分岐を左へ。旧観瀑台を
過ぎ、作業小屋の地点を右へ。すぐに行き止まりになるので
その付近から左手の急斜面へ入り、踏み跡をたどると
やがて沢へ行きつきます。ここまでの道は昨年のオフで見つ
けていた。
昨年はここから右手へ進み、一の滝の落ち口へ行きましたが
今回は左手、洒水の滝のさらに上流へ行ってみます。
右手に行くと、すぐに5〜6mの滝がありその下に10mほどの滝が
落ちています。その下には70mの滝があり、前回はこれを
洒水の滝、一・二・三と判断していました。

今回は左手(上流)へ向かいますが、長靴を履いてこなかったので
よいしょよいしょと濡れない道を歩きます。あっきーさんは真冬だというのに
沢靴でぐいぐいと進んでいくので、着いて行くのがやっとでした(^^;

連続して小滝が現れます。
小さなものばかりですが、水が綺麗でとても気持ち良いです。
あまり人が入る事はなさそうなところですが
テープやロープなど、人が着けた目印のようなものが
たくさんありました。近いうちに遊歩道のようなものが
作られるのかもしれません。
さらに沢を登って行くと左の写真の滝がありました。
落差が20mくらいあると思われる綺麗な滝ですが
たくさんの倒木が滝下を埋めていました。
ここを右岸から登ると落ち口にある小さな滝も
見る事が出来ます。(右の写真)
全部合わせると30mくらいの落差があるかも。
この滝が洒水の滝(三の滝)なのか??
しかし、二の滝から時間にして1時間。200〜300m
は離れているぞ・・・。連続して流れる三段の滝とは
ちょっと言い難い。
うーん。答えは分からないまま先へ進みます。
30mの滝を越えると古い堰堤がありました。
こんなところにも堰堤があるなんてすごいな〜と感心して
しまいます(^^;
作った人たちの苦労は大変なものだったでしょう。
さらに進み、急な崖の登りになりました。
ふーふーと登って行くと、先を行ったはずのあっきーさんが
熱心に撮影していた。
それが右の写真の滝。2mほどの落差の小さな滝ですが
写真に撮ると結構いい風景です♪
あっきーさんと、真名井の滝みたいだね〜と笑い話をしつつ楽しみました。
ここで洒水の滝上流の遡行は終わり。左手の踏み跡をたどって行くと
林道へ出る事が出来、林道を下って帰りました。
林道は洒水の滝駐車場から、21世紀の森へと整備されていたものですが
現在(2011年1月)は通行止めになっています。
駐車場へ戻り、時間があるので洒水の滝(一の滝)を下から撮影しました。
結局、一の滝・二の滝・三の滝はどれを指すのか。なぞは解けませんでした。
そして、駐車場から少し移動した場所にある洒水ラーメン
の大きな看板が目印の食堂へ行きました。
当然?洒水ラーメン(800円)を食べましたが

具だくさんでおいしかったです♪洒水の滝のそばに
ある食堂で、看板メニューは
洒水ラーメン。
しかし、店内にはなぜか三重県の赤目の滝の写真が
飾ってあるのがおちゃめな「みっちゃん食堂」。星3つ??
そして、帰り際にあっきーさんが見つけたのが左の写真。
一・二・三の滝が紹介されていますが、三の滝はさっき見
つけた倒木だらけのものに間違いない!
そうか!やはりあれが三の滝なのか!謎は解けた!
思いがけない場所で、謎を解く手掛かりを見つけ
大収穫の2011年初滝オフでした。
洒水の滝は一の滝が70m。その上に二段に分かれた
合計16mの滝(二の滝)があり、そのさらに上流に
3段に分かれた30mの滝(三の滝)があり、合計で3段116m
の滝とされるそうです。なんだかむちゃくちゃ?いやいや(笑)
ちなみに、上の写真のパンフレットはみっちゃん食堂で
80円で販売されています。気になる方はぜひ入手して下さい。
あっきーさん、楽しい一日をありがとうございました(^^)
一の滝(立入禁止)w